油田新聞_2016.08.02
このところ昭和の偉人達の訃報が続いています。
永六輔さん、大橋巨泉さん、そして横綱千代の富士・・・
文化的な事に疎い私でも前述したお二人の伝説は色々な場面で見聞きしましたし、
千代の富士関が全盛期だった80年代の活躍は鮮明に記憶しています。
私の父は指輪やネックレスなど貴金属の加工を行う職人で、
自宅で仕事をしていました。
母親も専業主婦でしたので夕飯は家族そろって、
当時は18時頃には食べ初めていたと思います。
父はラジオ好きで起床から就寝までずっとラジオをつけていて、
相撲場所があるとき、夕飯時は実況中継が流れていました。
小学校高学年だった私の耳に毎日聞こえてくる「千代の富士勝ちました!」の
実況はとても興味深く、”千代の富士って毎日勝つんだな・・・””横綱って負けないんだ・・・”
と「相撲の横綱 = 千代の富士」が作り上げられていきました。
墨田区は相撲文化の中心地であり、
街を走っていると毎日の様に力士を見かけます。
そういえば、相撲部屋に回収にも行ってますが、
未来の大横綱は意外と身近にいるかも知れませんね。
( D. F. )